アストルティアと呼ばれる世界が、『DQX』の冒険の舞台となる。 この世界には、各々の種族の故郷となる4つの大陸と1つの諸島が存在し、異なる気候と風景を見せる。 時間の概念もあるので、時間ごとに風景が見せる顔も変わってくるだろう。 そして5つの地域に囲まれた世界の中央は、黒雲立ち込める大地となっている……。
オーガたちの故郷。寒暖差が激しく、氷山と荒野という特色が異なる地形が混在する。オーガたちが住む町も、自然の地形を生かした粗野な建物が並ぶ。1つの大陸に、町や村がいくつも点在しているという。
プクリポたちの故郷。緑豊かな平原となだらかな丘陵が続く地形が特徴。プクリポたちが住む町は、人を楽しませる性格の通り、楽しげな形の家が連なる。巨大なひまわりの形をした風車塔は、この大陸のランドマークともいえる存在だ。
ウェディたちが生まれた地域は、いくつもの島が連なる群島から成る。水に恵まれたこの地域には、亜熱帯を思わせる植物が群生する島が多いが、サンゴ礁が地表まで浸食したような地形もある。ウェディが住む町も、海に面したさわやかな雰囲気に彩られている。
自然と共生するエルフの故郷であるエルトナ大陸は、その自然の美しさを謳歌(おうか)できる風土。街道に並ぶ木々には色とりどりの花が咲き乱れる。エルフの文明は、どこかオリエンタルな雰囲気が漂い、村や町の風景もそれをうかがえるものになっている。
ドワーフたちの故郷は、その大部分が砂漠と火山地帯で占められている。また、大陸のそこかしこに、かつて栄華を誇った文明の残骸ともいうべき遺跡が見られる。彼らが住む町は、石造りの屈強な建物が多く、この種族が持つ優れた建築技術をうかがわせる。
世界には5つの種族のみならず、6番目の種族ともいえる“人間”も存在する。しかし、人間の住む大陸“レンダーシア”は、大魔王に封印されてしまう。『DQX』でのプレイヤーの目的は、自分たちの故郷・レンダーシアと、本来の自分の姿である“人間”を取り戻すことにあるのだという。
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